もうすっかりクリスマスですね。
キリスト教圏では一年で最も大事な行事。
この季節はどこの街もクリスマス一色です。
そんな時期に1日だけ移動の為にパリに戻り、
ちょうどストライキにぶつかり、
何と朝ホテルからのタクシーが無く、
土砂降りの中キャリーケース引っ張って、
唯一動いてるメトロ14番線の通る駅まで歩き、
だが結局予約していた早朝の長距離列車に間に合わず、
半日無駄にして、
ちょっと落ち込みました。
その遅れを取り戻す為、
先週は無理を言って遅くまで現場に居させてもらい、
"お昼ご飯抜き"という、超過酷な状況に自らを置き、
毎日10時間近く仕入れをさせて貰いました。
ずっと
今回の旅の最初の方で、
この業界の大先輩と飲みに行ったときに言われた言葉、
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強い雨の日、
きっと蚤の市がやってないからって、
ホテルでだらだら過ごさずに、
そんな日にも、
しっかり蚤の市に足を運ぶ。
でも、殆どスタンドも出ておらず、結局何も見つからない。
それが当たり前なんだ。
それが当たり前なんだけど、何かあると信じてそんな日でも通い続ける。
何かあると信じて探し続ける。
その結果やっぱり何も見つからなくても、
何かあると信じて探し続ける。
それがいつか大きな結果を引き寄せる、
…かもしれない。
凄く当たり前の事だけど、
バイヤーにとって忘れてはいけない事ですよね。
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その言葉を思い出し、
掘れば出る、
掘らなけらば出ない。
を合言葉に頭の中で反芻しながら、
たまにボソボソ声にも出しながら、
一心不乱に
何万着という古着と相対した結果、
倉庫スタッフの惜しみない協力もあり、
正味4日間で1200kg(2500-3000点)という
ピック自己新記録を達成できました。
もちろん数だけでは無く、内容も充実しています。
さらに、
"痩せた気がします"
今はそんな倉庫を後にして飛行機に飛び乗り、
今回の買い付け最後の国に来ています。
そして既に期待以上の仕入れが出来ています。
その内容は次回、多分今回最後の買付日記で。
"掘れば出る、掘らなければ出ない"
”痩せた気がします"