FFFowner blog

札幌の欧州輸入古物商、FleaFreeFripe inc.のowner/buyerの主に買い付けのブログです。

2021年夏◆買付日記5~思い出とフランスからの帰国編~

こんにちは。

本日無事帰国しております。

帰国後のPCR検査も陰性で、まずは国指定のホテルで3日間の隔離です。



今回の買い付けを思い返すと、


抗体検査して



食べて


飲んで


検査して


飲んで、


食べて、


また検査して、


食べて(不味かったなぁ、この"MISO"ラーメン)、


飲んで、


また飲んで、


祈って(今回も陰性でありますように…)、


また検査して、


食べて、


食べて、


食べて、


飲んで、


飲んで、


PCR検査して、


飲んで(アペロール大好き)、





そして帰国という。





今回抗体検査を10回以上して覚えたのは、

鼻咽頭ぬぐい液の採取は人によってかなり技術に差がある、という事。

上手な人は全然痛くないし、不快度も低い。

下手な人は鼻の奥の奥にまで綿棒を突っ込んできてグリグリするので、

結構痛いし、嫌~な気持ちになる。

心なしかこれをやるドSタイプは男性検査員に多い。



また片方でサクッと終わる時と、両方の鼻を採取する場合と、

更に咽頭ぬぐい液(口)まで入念に採取する場合があるという事。

その時は何も思わなかったけど、

口に入れたものと同じ綿棒を鼻にも入れるのって、

ちょっと嫌だよね…。








そんなこんなでコロナにも感染せず

量も内容も良い買い付けだったのですが、

最後に

この時期に海外出張をしなければいけない人(特に同業者)
に向けて

帰国時のレポートを書いて今回の買い付け日記は終わりにしようと思います。

この日記を読んでくれている方で
どれだけそれが必要な人が居るか分かりませんが。




今回は

2021年8月31日CDG(パリ)発、FRA(フランクフルト)乗り継ぎ、9月1日羽田着です。

CDG→FRAはルフトハンザ、FRA→HNDはANAです。

いつも直行便大好きなのですが、今回丁度良い便が無く経由にしました。



帰国時まず一番大切なのは、

フライト前"72時間以内"の"PCR検査"による、
"必要事項が全て書かれた"出国前検査証明(陰性)です。

現段階でワクチンを接種していてもこれが必要になります。

※経由地がある場合(今回ドイツ)そこから日本へのフライト時刻の72時間前です。
間違わない様に。

必要事項については厚生労働省の以下のページで↓
水際対策に係る新たな措置について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)


ここで大切なのはまず抗体検査では無くPCR検査が必要な事です。

パリでは土日も営業している検査場が沢山あります。



僕はここで検査しました。

このコンテナ型の検査場はパリ各地にあり、

メトロ付近に設置されている事が多く、
抗体、PCR共に対応している場所も多いので大変便利です。

CENTRE DEPOSTAGE COVID19 PARISで検索すると出てくると思います。

PCR検査は50€弱でカード決済のみ、殆どの場合24時間以内に結果が来ます。



本来こちらで出される陰性証明書に必要事項は書かれているはずなのですが、

全て英語/フランス語の為、

日本入国の書類審査は非常に厳しいと聞き、記載漏れ等が無いか心配だった為、



こちら。
日本人医師が常駐しているアメリカンホスピタルで僕は書類の書き換えをお願いしました。
(要事前アポで平日のみです。)

ここでは他で受けたPCR検査の結果も
必要事項が記載されているかチェックしてくれた上で、
下の様な日本入国仕様に10分位でササっと書き換えてくれます。
50€かかります。



ここはパリの高級病院でアポも取り難いため
行く場合は早めの連絡をお勧めします。

平日のみ、ですがここでもPCR検査はしてくれます。
(僕は火曜日のフライトだったので、
どうしても土日に検査する必要があったので他で検査しました。
なるべく帰国日は火曜日にはしない方が良いです。)



正直ここまでする必要があるのか分かりませんが、

実際に乗り換えの時に必要事項の記載が足りず、
搭乗を断られている邦人の方を見ましたし、

また某国入国の際に英語以外の言語の証明書だった為
入国を断られて帰されたという話も聞きますので、

万全を期すに越したことは無いと思います。





この出国前検査証明さえ用意すれば後は簡単。



事前にこの2つのアプリをダウンロードしておき、



こちらのサイトで質問に答えて最後に出るQRコードをスクショしておくだけです。

双方、出国入国の際に必ずチェックされます。

僕はチェックインの時に言われてその場でダウンロード、回答しましたが、

事前にしておいた方がスムーズで良いです。





あとは当たり前ですが、パスポートは忘れずに。





これで出国出来ます。




僕はコロナ禍の中でのEUからの帰国はこれで3回目になります。

現在フランスからの帰国には
国の指定する宿泊場所での3日間の隔離が義務付けられています。
なので着陸後ざっくりした流れは



着陸、降機→
書類やアプリのチェック→
PCR検査→
結果待ち(1時間程)→
陰性の場合入国→
預けた荷物の受け取り→
税関→
指定宿泊場所へバス移動→
3日隔離(3泊4日)→
最終日再度PCR検査、陰性であれば空港へ移動→
公共交通機関を使わず自主隔離場所への移動→
残り11日間の隔離

です。



今回はとてもスムーズで
着陸からホテルまで約3時間程だったので
全く苦にならない程度です。

要所要所で係員の方が丁寧に色々説明してくれるので
何の心配も要りません。



今回の3日間隔離はとても快適なホテルでした。



3食は画像の様なお弁当でお茶と一緒に提供されます。
結構美味しかったです。

一応差し入れやデリバリーは可能ですが、
Uber Eatsでは配達可能な店舗がありませんでした。

wifiあり
コインランドリーあり
歯ブラシあり
お酒はダメ
煙草もダメ
ダメ、絶対

です。



この3日間の宿泊費や食事は全て無償です。
会社、個人共にしっかり納税していて良かった、
と思いながらこの環境を享受しています。

が、個人的には必要にせまられた仕事とはいえ、
自分の都合で出国帰国しているので
有料化してくれても良いかな、と思いました。
それ位良い環境を用意してくれているので。

次回買い付けまでには日本もワクチンパスポートで
隔離が無くなると良いのですが…。




長々と書きましたが、
これから必要に迫られて出張や買い付けに行く方、
帰国される方、
その一人の役にでも立てば、と思います。





そして毎回書きますが、

この状況下でこうやって長期の買い付けに来れるのは

支えてくれるお客様、

留守を守ってくれるスタッフ、

現地でいつもサポートしてくれる数少ない友人達、

取引業者様各位、

その他僕と会社を取り囲む、全ての人達のお陰です。





いつもいつも本当に有難うございます。
これからもよろしくお願いします!!








2021年9月1日
FFF inc.
荒川健

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