FFFowner blog

札幌の欧州輸入古物商、FleaFreeFripe inc.のowner/buyerの主に買い付けのブログです。

2022年夏◆買付日記4~通り過ぎていく風景編~

こんにちは。



今回の買い付けも終わりが見えて来ました。



ここ数年の中ではちょっと短めの4週間でしたが、
これ位がちょうど良いような気がします。



総量は40ftコンテナ2本でそこそこ余裕のある位。
いつも以上に無駄の無い、とても良い内容だったと思います。
まだ終わってないけど。



今回の日記は題名の通り。
今回の買い付けで通り抜けて来た風景です。





週末の朝、メトロでパリ市外のクリニャンクールを目指します。
メトロ4番線はよく止まるので要注意。



コロナの間に新陳代謝が進み、店が結構入れ替わったみたい。
古着屋が増えて、中にはアメリカ物を売る店が増えた印象。



思った通り8月のバカンス時期は7割程度の店が休み。
全く仕事にならず。



安くて好きだった古着屋が火事で燃えてしまっていました。
あのおばちゃん何処に行ったんだろう…。












旅の途中で発見した、かなり街から外れた所にぽつんとある古着屋。
取りあえず安かった。ちょっと臭かったけど。



印象的な壁。
中は工場の様に広く150坪以上はあったと思う。
勿論冷房は無く暑かったこの日は蒸し風呂状態。特に2階。
普段は店頭買いは殆どしないんだけど、ここは少し仕入れになりました。












大きな顔。
たまに見る巨大な顔はお祭りで使われていたものが多く、
結構珍しい。
そして意外と高い。
夜出会ったら怖いだろうな。



好みのスタンド。
蚤の市のスタンドは本当に出店者によって様々。
ただ雑多に商品を並べる人もいれば、
ちゃんと演出されたスタンドも。

ちゃんと演出している人の方が大体高い…
と、思って雑多なスタンドで値段を聞くと結局こっちも変わらず。
蚤の市あるある。



前回の買付けで仲良くなった店主から買った椅子。
買うつもりは無かったのに閉店間際に大幅に値下げされ、購入。
これも蚤の市あるある。
値段を聞いて立ち去ろうとすると、安くなるパターンもある。












旅の途中で通りすがった教会。



今まで見た教会の中でも指折りの繊細さと美しさを持つゴシック様式。
急いでいたので中には入れませんでした。










今日あげたものは全てフランスの何処か。
今回訪れた国は3カ国で、いつもよりちょっと少な目。



一時期フランスでの買い付けに閉塞感を感じ、
ヨーロッパ内で10カ国程色々な国に買い付けで足を運んでみましたが、
今回は一周回ってフランスでの仕入れに重きを置き、
まだまだ開拓の可能性を感じました。



何をどう仕入れしたいかで、どの国に行くべきかは変わると思うのですが、
やはり古い物が一番残っている国はフランス。
100年程度前の古いものと、結構簡単に出会える国。
そしてそれが買える国。





終盤も期待したいです。

もう1、2回買い付け日記も続きます。

たぶん。


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